に投稿

和の美意識つながりで…

NHKの人気番組「びじゅチューン!」をご存知ですか?

1年以上前に、たまたまテレビをみていたら、
「紅白梅図屏風グラフ」という曲が流れ始めました。

尾形光琳「紅白梅図屏風」(MOA美術館)が発想の源。
屏風にきっちりと敷き詰めるように貼られた背景の金箔のタテヨコの線、
折れ曲がった梅の枝。
それらを見て「人生の起伏を示す折れ線グラフ」を想像しました。

というもので、他の曲も、美術作品をモチーフに面白い世界観をつくりあげてます。
「紅白梅図屏風グラフ」はすっかりツボにはまってしまい、
それから過去の作品や新曲を追いかけていました。

アーカイブで聴けるのは作詞作曲、アニメーションから歌まで一人で手掛けられている井上涼さんが
一人で歌っているものですが、
放送時には、ジョリー・ラジャーズのコーラス付きで、そちらの方が面白いくて好きです。

和の美意識つながりで、びじゅチューン!でお気に入りの作品は沢山あるのですが、
日本美術をモチーフにした中でのお気に入りは

洛中洛外シスターズ (「洛中洛外図屏風(舟木本)」(東京国立博物館))

住んでます、八橋蒔絵硯箱 (尾形光琳の国宝「八橋蒔絵硯箱」(東京国立博物館))

見返りすぎてほぼドリル(菱川師宣「見返り美人図」(東京国立博物館))

西洋作品の部では、

お昼が近づくと「ランチは地獄の門の奥に」(ロダンの彫刻「地獄の門」が発想の曲)が
私のおなかがそろそろぐぅ~と言いたがってる気配とともに
頭に浮かびます